Gustavsberg Fajans
デザイン:Stig Lindberg
製造年代:1940年代-1970年代
ファイアンス焼きは13世紀にイスラムからヨーロッパに伝わった陶器の一種。白色の錫釉薬の上に彩色する事で、釉薬が顔料を吸収し鮮やかな発色を保持する。安価な陶磁器の開発で衰退したファイアンス焼きを1930年代に当時のグスタフスベリのアートディレクターであったヴィルヘルム・コーゲとその弟子であったリンドベリは1940年代に復活させた。
リンドベリがデコレートデザインの原画を作り、選ばれた絵付師はそれを元に自由な色彩で描き出したので、同じパターンであっても、様々な色のバリエーションがうまれた。